第021回：初めての飛行機でガクブル その3.入国カードの書き方

さてさて。2回目の食事も済んで、いよいよフライトは佳境へさしかかり候。
つか時計は日本時間で23時近いってのに、一向に夜にならないこの不思議な気分。。。

とそのとき、手元に一枚のカードが配られた。機内アナウンスと添乗員さんからの指示によると、もう１時間ほどでヒースローに着くのでこの『入国カード（Landing card）』を記入してくれ、とのこと。

ま、そんなんお手のものさ、と思いきや。
やべえ、全部英語で書いてあるし。何聞かれてるのかさっさぱりわからん。

いきなり「Family name」って書いてあるんですけど、「父・ヨシオ、母・アキコ、妹・エリ、モンブラン（犬）」って書くんすか（汗）

……絶対違う気がする。何かが間違っている。
仕方ないのでカンニング。隣の外人さんのをチラ見してみると……

Moulder-Brown

うわっ、筆記体すぎて読めねーって（汗）
だいたいぼくはブロック体で英検3級取った男ですよ！？これはまずい。添乗員さんに勇気出して聞かなきゃ。

「エ、エキュッキューズミー（声裏返りまくり）」
「はいお客さま」
って、今度ばっかりは日本人の方ですかぃ（苦笑）

それほど記入事項も多くはなく、書き方さえ分かればすぐ終了。無事に記入も終わり、あとは飛行機が無事に着陸するのみと。離陸して以来、これまでほとんど揺れもなく、なんだよ飛行機も大したことねーなー……と思いきや。

「アテンションプリーズ」な感じのアナウンスとともに壮絶な揺れと轟音が！

ズッドドドドドドドド……

ひぃぃぃぃぃっ、ものすごい速度でルンドゥン（ロンドン）の古き美しき街並みが近づいてくるっ！
アハ、アハ、アハハハハハハハハハ……（またしても壊）

ああ、美しきロンドン。まるでミニチュアにダイブしているかのようです！

PROFILE

「初めての海外なんですが、ぼく大丈夫ですかぁ？」
思えば恥の多い人生を送ってきました。生まれてこの方、飛行機に乗ったことがなく、日本語しかしゃべれない、しかも異文化に超ビビリます。もう、ガクガクブルブルです！　けど、人生経験と思って嫌々自分を奮い立たせて初海外行ってきました。わからないことだらけ、旅の道中もいろんなことがありました。みなさんの参考になるかわかんないですけど、そういうのをナマ声のレポとして書きためていきたいです。