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ガクブル渡航記

初海外・初飛行機・英語力ゼロ…初心者過ぎる特派員のガクブル渡航記

第022回:そしてぼくはイギリスへ……その1.入国審査を受けるドキドキ

飛行機を降りたぼくを待ち受けていた最大の難関。それは……どこに行けば良いのかわからんっちゅーことでした。降りた人はみんなスタスタどっか行っちゃうし……このままではどこか亜空間に行ってしまいそうだっ。

とにかくどこに行ったらスーツケース回収できるんだ?どこへ行ったら外に出れるんだ?このままではまずいし、こんなガクブル状態じゃ、ちっともイギリスに着いたこと喜べないって(汗)

とそのとき!
ぼくを追い抜いていったおじさん夫妻から耳寄りな情報がっ。
「手荷物回収は入国審査のあとだから、まずはImmigrationを目指そう」
なんだって? まず入国審査を受けなければならないのか(何も知らない)。

ヒースロー無事到着~!
…なんて撮ってるから置いてけぼりを食うんだよね(汗)

どさくさに紛れ、おじさん夫妻を尾行していると、目の前が不意に開け、入国審査のホールが現れましたっ!
係の人にパスポートを見せて通してもらう、昔の駅の有人改札みたいな場所です。
ぼくはおじさん夫妻をピッタリマーク。
順番が回ってくると、白い髭を蓄えた係の人に、他の人の見よう見まねでパスポートと、機内で書いた入国カードを提示。
……と!ここへ来て最大のピンチ。

「How much do you stay?」やべぇ、何か英語で聞かれちょる。
「アアアアアイドンノゥー」って、質問に答えなくて良いのかぼく(汗)

とそのとき。「ジャパニーズ?」と係の人が聞いてきた。
「イエスイエス。アイアムジャッパニーズ」嬉々として答えるぼく。
「ナンニチ、コノクニニ、タイザイ?」係の人、なんと日本語で言ってくれたよ!有難い!ぼくは期間をここぞとばかりに英語で答え、無事に通過完了。
「おーう、テンキュー、テンキュー★」はしゃぐぼく。飛行機の中から、拙い英語でも相手に伝わる喜びに感動しまくりです(苦笑)

「I like Tempura~SAYONARA!」
ちなみにこの係の人、以前日本に来たことがあったそうです。。。

ヒースロー着まであと0時間

PROFILE

Name ユーイチ
Age 20ウン歳
Nationality 生粋ジャパン

「初めての海外なんですが、ぼく大丈夫ですかぁ?」
思えば恥の多い人生を送ってきました。生まれてこの方、飛行機に乗ったことがなく、日本語しかしゃべれない、しかも異文化に超ビビリます。もう、ガクガクブルブルです! けど、人生経験と思って嫌々自分を奮い立たせて初海外行ってきました。わからないことだらけ、旅の道中もいろんなことがありました。みなさんの参考になるかわかんないですけど、そういうのをナマ声のレポとして書きためていきたいです。

今回のポイント

飛行機を降りたら、まず入国審査を受け、続いて荷物受け取り、税関審査を経て、到着ロビーにたどり着きます。
まずは「到着 Arrival」の表示を頼りに「入国審査 Immigration」を目指します。もし、思うように案内が見つからなかったり、不安な場合は同じ飛行機に乗っていた日本人についていくと良いでしょう。
入国審査では、審査の場所がEU諸国の人を対象とした「EU passport」とイギリス人を対象とした「United kingdom Passport」と、それ以外の外国人の「All other」に分かれいます。日本人が並ぶべき場所は、「All other」。パスポートと機内で記入した入国カードを見せると、「滞在期間」や「渡航目的」「滞在場所」を聞かれますので正直に答えましょう。