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ガクブル渡航記

初海外・初飛行機・英語力ゼロ…初心者過ぎる特派員のガクブル渡航記

第012回:国際携帯電話(海外携帯電話)ってどーすんの?

考えてみたらぼくのケータイ、成田を出たらバリ圏外なんだろうなぁ。初めに言っておく。現地で携帯電話を使えないというのは、かーなーり、不安orz

だいたいイギリスの公衆電話って、本で見たけど、なんか作りが複雑なんスよ。
コインが上手く入らなくて周りの外人さんに聞くのとか、なんかへんな交換局に繋がっちゃったりして英語でまくし立てられたりとか、想像しただけでお腹が下りそう……だしブツブツ。

慣れない海外だからこそ、「繋がっている安心感」が欲しい。
そんなわけで、海外でも携帯電話を使えるようにするために、現在使用中のキャリアの海外携帯電話サービスの申し込み窓口に電話で問い合わせてみました。

不安げなぼくは言いました。
「あのー、10日後からイギリスのロンドンへ行くんですけど、
向こうで携帯を使えるようにするにはどうしたら良いんですか?」

優しげなお姉さんは言いました。
「お問い合せ頂きありがとう御座います。お客様のお使いの機種名は何になりますか?」

「○○です」
そうさ、最近出たばかりのクールでスタイリッシュな、自慢のデザイン携帯さ。
お姉さん、ぼく、お目が高いでしょう?

「申し訳御座いません。お客様の機種は海外対応しておりませんので、
別途機種をレンタル頂くかたちになります」
なんだとー!(苦笑) ぼくの愛機ぜんぜんいけてねー(汗)

その後、ぼくは滞在期間と出発日・帰国日を伝え、レンタルできる機種の在庫を確認して貰いました。無事に確保できたので、さっそく申し込み。

「当日は成田発、第二ターミナルでよろしいですね?」
すかさずぼくはEチケットをチェック。

「はい、そうです」

「でしたら第二ターミナル内にあります弊社のショップに手配しておきますので、
当日そちらでお受け取り下さい。必要書類もその際にご記入頂くかたちになります」

なるほど。
空港の中にぼくのキャリアのお店があるのか。それにしても、電話一本で申し込めちゃうなんて、とってもスマート★

……なんかスマートすぎて物足りなかったので、ちょっと仕入れたばかりの知識で海外上級者ぶってみることにした。

「ちなみに電源ってどうなりますかね?」
なんのこっちゃね。とっさに変換プラグという言葉が出てこず……

「あんの、び、BFとかあるやつ」と、我ながら曖昧な表現をする中途半端な質問。
いかん、一番ダサイぞこれ(苦笑)

「充電器は海外対応です。お手数ですが、変換プラグだけご購入下さい」
……さ、察してくれた。お姉さんは最後まで寛大で優しかったです。

こいつを海外で使えるようにするためには……。

今回のポイント

国際携帯電話を使用するための方法は大きく分けて二通り。一つは普段使っている携帯電話を海外で使えるよう設定する方法、もう一つは新たに海外で使う携帯電話を借り、現在使用している携帯電話のICカードを入れて番号そのままで使用する方法です。この場合、キャリアにもよりますが、たいていの場合、電話などから予約をし、出発時に空港で受け取り(正式に申し込み)、帰国時に空港で返す、という流れ。

まずは自分の携帯電話が海外に対応しているかどうか、各キャリアのサイトや電話窓口にて確認してみましょう。

但し、今回のぼくみたいにレンタルになる場合、前日~3日前など、あまりにも直前だと、在庫がなかったり、空港のショップまで手配しきれない場合があるそうです。キャリアによっては電話一本で予約ができるわけですし、ちょっと余裕を持って準備しておきたいですね。

各キャリアの『国際携帯電話』に関するページ・問合せ先
au「国際サービス」
ドコモ「海外でつかう・海外へかける」
softbank「世界対応ケータイ」

渡航日まであと10日

PROFILE

Name ユーイチ
Age 20ウン歳
Nationality 生粋ジャパン

「初めての海外なんですが、ぼく大丈夫ですかぁ?」
思えば恥の多い人生を送ってきました。生まれてこの方、飛行機に乗ったことがなく、日本語しかしゃべれない、しかも異文化に超ビビリます。もう、ガクガクブルブルです! けど、人生経験と思って嫌々自分を奮い立たせて初海外行ってきました。わからないことだらけ、旅の道中もいろんなことがありました。みなさんの参考になるかわかんないですけど、そういうのをナマ声のレポとして書きためていきたいです。