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海外生活虎の巻/渡航前/パスポート申請の仕方

海外に行く以上、パスポートは必須アイテム。まだ持っていない場合も、持っているが有効期限が一年を切っている場合(または査証欄の空白が無くなった、IC化されていないなど新たに作る必要がある場合)など更新が必要な方も、最寄りのパスポートセンター・旅券課など取扱窓口へ必要書類を持参し申請を行いましょう。

外務省ホームページ パスポート申請先都道府県ホームページ

なお、申請から発行まではおよそ5~10日ほど。申請に行ったその場でできあがるわけではありません。

必要書類一覧

【初めてパスポートを申請する場合】
・一般旅券発給申請書1通
・戸籍抄本または戸籍謄本1通
・証明写真1枚
・本人確認のための書類
・住民票1通(住基ネット参加区市町村在住の場合は不要)
【パスポートの更新が必要な場合】
・一般旅券発給申請書1通
・現在持っているパスポート
・証明写真1枚
・住民票1通(住基ネット参加区市町村在住の場合は不要)

※パスポートの期限が切れてしまっている場合は、上記に加えて戸籍抄本が必要です。

一般旅券発給申請書はいわゆる申込用紙。旅券課・パスポートセンターにありますから、申請に行ったその場で記入するかたちになります。詳しくはこのページの最後をご覧下さい。戸籍謄本または戸籍抄本はご自身の本籍のある区市町村役所で申請を行えば、その場で発行して貰うことができます。

本人確認の書類について

最も一般的なのは運転免許証です。免許を持っていない人は、それ以外のもので代用ができます。

下記の中から1点。
・有効な日本国旅券、失効後6か月以内の日本国旅券(氏名及び写真で申請者が確認できるもの)
・運転免許証(国内で発行された国外運転免許証及び仮運転免許証を含む)
・写真付き住民基本台帳カード
・写真付き身体障害者手帳(写真貼替え防止がなされているもの)
・船員手帳
・海技免状
・小型船舶操縦免許証猟銃・空気銃所持許可証
・戦傷病者手帳
・宅地建物取引主任者証
・電気工事士免状
・無線従事者免許証
・認定電気工事従事者認定証
・特種電気工事資格者認定証
・耐空検査員の証
・航空従事者技能証明書
・運航管理者技能検定合格証明書
・動力車操縦者運転免許証
・教習資格認定証(猟銃の射撃教習を受ける資格の認定証で都道府県公安委員会発行のもの)
・警備業法第二十三条第四項に規定する合格証明書
・官公庁(共済組合を含む。)がその職員に対して発行した写真の貼られた身分証明書など。
上記に該当がない場合は下記より2点。
・健康保険被保険者証
・国民健康保険被保険者証
・船員保険被保険者証
・介護保険被保険者証
・共済組合員証
・後期高齢者医療被保険者証
・国民年金手帳
・国民年金証書
・厚生年金保険年金証書
・船員保険年金証書
・共済年金証書
・恩給証書
・印鑑登録証明書と実印
上記の中に1点しかない場合は、下記よりもう1点。
・失効した日本国旅券(失効後6か月を越えるもの)
・学生証・生徒手帳(いずれも写真付きのもの)
・会社等の身分証明書(写真付きのもの)
・公の機関が発行した資格証明書(写真付きのもの)母子手帳

パスポートの種類と金額

パスポートの発行は無料ではありません。有効期限が5年と10年の2種類を選択することができ、5年の場合は9000円、10年の場合は14000円の収入印紙と、都道府県への手数料(東京の場合2000円)分の収入印紙が必要になります(2009年7月現在)。収入印紙は旅券窓口の近くの印紙・証紙売り場で引き取りの際に購入することができます。

パスポート申請書類の書き方

各地の旅券課・パスポートセンターには見本がありますので、申請の際は備え付けの見本を見ながら記入して下さい。

東京都旅券窓口新宿にて配布のパスポートセンター見本の記入例

パスポートの受領について

受け取りは、申請時に渡された旅券引換書に記載された発行予定日以降に、申請時と同じ場所の旅券課またはパスポートセンターで行えます。その際に収入印紙を購入し、旅券引換書とともに提出します。ちなみに本人以外を代理で受け取りに行かせることはできません。