IFPA (International Federation of Professional Aromatherapists) は、世界各国でプロのアロマセラピストとして活躍する会員によって構成される英国最大のアロマセラピスト協会です。イギリス政府とのコラボレーションのもと、アロマセラピーに関する法規やアロマセラピーの発展や研究を進める一方、アロマセラピストの地位や技術の向上、質の高いアロマセラピストの育成に力を注いでいます。
英国テームズバリー大学ほか4つの大学でもIFPA認定のアロマセラピー学科が設けられるなど IFPAカリキュラムは教育機関からも高い評価を得ています。
協会会員の大多数が医療・福祉機関やホリスティックセラピー業界など様々なフィールドでプロフェッショナル・セラピストとして活躍しており、その豊富な臨床データは国際的にも高い評価を受けています。IFPAはその認定校や正会員認定審査の厳しさからも、アロマセラピーの業界で世界最高水準の協会と位置付けられています。
英国IFPA認定アロマセラピストとは、IFPAから認定されたさまざまな自然療法に精通するセラピストといえる。
英国IFPA認定アロマセラピストになるには、まずは、IFPAの認定校の指定コースで、トリートメント実技のほか、精油の化学組成や理論、病理学、解剖生理学なども学びます。アロマセラピストは、さまざまな気質や体質のクライアントと接し心身を健康に導くエキスパートであるという理念から、アロマセラピーはもちろん解剖生理学、栄養学などの専門知識も幅広く学ぶ必要があるのです。また、クライアントに応じて的確なコンサルテーションとトリートメントを施せる技術も修得します。それらを学ぶ所定のカリキュラムを修了後、認定試験に合格すれば資格を取得できます。ちなみに、指定のコースは1年間の設定および短期集中コースは6ヵ月もあります。
※IFPA認定校は下記のサイトでご確認いただけます。
http://ifparoma.org/public/findaschool.php
アロマテラピーの資格認定制度は、それぞれの協会の独自の仕組みで決められ、認定の基準や受講カリキュラムは異なりますので、資格取得にかかる期間、費用なども変わってきます。
協会のホームページを閲覧する、資料を請求する、問合せをするなどして、まずはその資格の認定基準やカリキュラムの概要などをよく理解し、その上で、ご自身の学ぶ目的や将来の目標に合った資格かを検討しなければなりません。
日本のアロマセラピーの資格も、国家資格や公的資格ではありません。いくつかの民間の協会が認定するものです。そのため、就職や開業を目指すためには、必ずしも資格を取得する義務はありませんが、現状のアロマ関連の求人では、有資格者を優遇するケースが多く、開業する場合でも、身につけた知識を客観的に認知してもらい信頼性を得るために、資格を取得することは大変有効です。また、アロマテラピーはとても奥が深いので、学習すべき内容は多岐に渡ります。そのため、独学だけで多くのことを学ぶのは非常に難しいのが実情です。アロマの資格を取得して正しい知識を深めることは、信頼性の証明ばかりでなく、ご自身で安全に楽しむ目的においても、大変有効なことです。
The Institute of Traditional Herbal Medicine and Aromatherapy(ITHMA)
ITHMA(The Institute of Traditional Herbal Medicine and Aromatherapy)は、1987年の設立以来、アロマセラピストの教育において国際的に高い評価を受けています。
IFPA(International Federation of Professional Aromatherapists)の認定校でアロマセラピーに関する様々なカリキュラムとあわせ、IFPA認定試験に向けての実践的かつ必要不可欠な技術を学べるディプロマコースを提供しています。
また、ITHMA は、何百人ものアロマセラピストを送り出しています。
学校長のGabriel Mojay氏は、アロマセラピスト、メディカルハーバリスト、鍼灸・指圧師の立場で、科学、エネルギー、医療、心理などのあらゆる視点からアロマセラピーをとらえていきます。講師も多彩な現役のセラピストで、現場の声を伝えながら、丁寧に指導をします。(プログラムには、フランスでの実習もありましたが、現在はありません)。
など
学校のある国 | イギリス |
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キャンパスのロケーション | ロンドン |
ホームページ | http://www.aromatherapy-studies.com/ |
実施プログラム | 妊娠期のアロマセラピー&マッサージ、アロマセラピー・ブレンド、アロマ指圧、救急処置、ホリスティック・マッサージ、オリエンタル・アロマセラピー、エッセンシャルオイル&5エレメント |
備考 | IFPAの認定資格は、日本でも取得が可能ですが、海外で資格を取得することで、本場でのケース・スタディも体験でき、また、このプログラムに参加することで、英語力も向上させることができるメリットもあります。そして何より本場のイギリスにて資格を取得できることが魅力でしょう。 ※学校のプログラムを修了し、試験に合格して初めて認定されます。認定後は、資格保持の為、手続きが毎年必要です。 |
※コース日程および料金は下記のURLをご参照ください。
http://www.aromatherapy-studies.com/DiplomaDatesFeesApp.pdf
【 語学学校(月~金)+ 専門コース(土・日)】
上記の学校をはじめ、その他の認定校のアロマ資格取得のプログラムを取り扱うお勧めな留学エージェントは、
こちら(http://www.affinity-japan.com/ed/)です。