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ゆっきー先生の「留学の夢かなえます講座」

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≪褒メモ帳≫のススメ

こんにちは。ゆっきーです。

先日、友人からある贈り物が届いたのですが、そこには手書きの手紙が数枚にわたり添えられていました。なんかいいですよね。手書きって。

その手紙を読み終えたあと、お礼の手紙を出そうと、思わずいつものようにEメールで返事を書き始めたのですが、思いとどまり、私も手書きの手紙でお返事を書くことにしました。私にとって、実に久しぶりの手書きの手紙だったのですが、まず、文字がうまく書けないことにショックを受け(苦笑)、さらに自分の字の汚さに愕然としてしまいました。やはり、普段から文字は手を動かして書かないとダメみたいですね。

もちろん、仕事で手書きをするケースもあるのですが、その場合、書くといっても短いコメントくらいですので、手紙となるとやはり事情が異なります。それと手紙を書いていてあらためて気付いたのですが、手間がかかるということ。つまり、手書きの手紙を頂くということは、相手はそれなりに手間をかけて自分に対して書いてくださっている、ということです。その手間を思うとき、さらに相手の気持ちがよく伝わってくる感じがいたします。そこで思ったことは、「たまには、敢えて手間をかけて相手に接することも必要ではないか」ということです。

それはある意味、便利な世の中に慣れきっている現代人である私たちは、気付かない間に、人付き合いもEメール化しているのではないか、つまり、楽なほう、楽なほうへと流れているのではないか、と反省すべき気づきでもありました。ですから、今回のように、手書きの手紙が自分にとって新鮮であり、温かくもあり、なぜかほっとさせられたのかもしれません。

デジタル化した世の中で、相手に「あれ?」と思わせるキーは意外と、利便性の追求とは反対側の、アナログの中にあるのかもしれませんね。やはり、人間の感情はいつの時代になっても変わらないのですから。

さて、本題に入ります。今回は多少、留学自体とは話がズレますが、本質の部分ではとても大切な内容ですので、よかったら参考にして欲しいと思います。

今回は、≪褒メモ帳≫のススメです。≪褒メモ帳(ほめもちょう)≫という言葉を聞いたことがありますか?恐らくないと思います。だって、私が作った言葉ですから(笑)。これは、褒められる+メモ帳の単純な造語です。意味としては、日ごろ、人から褒められたり、感心されたり、賞賛されたことをメモに残しておく、ということです。

この褒メモ帳には、二つの効果があります。

一つは、褒メモ帳の内容から、自分の特性を知ることができる。
二つ目は、自信をなくした時など、これを読み返すと効果を発揮する。

普段、私達は、人から言われたことの中で、いい事よりも、悪いことのほうが記憶に残りやすいと思いますが、いかがでしょうか。いい事を言われたら、その時は嬉しいのですが、スグに忘れてしまいがちです。というか、そんなに重視しようとしないのが普通です。むしろ、欠点を指摘されたときのほうが印象深いと思います。恐らく、私達は普段から、欠点修正型の教育を受けてきたことにも少なからず影響があるかもしれませんね。

もちろん、欠点修正も人間形成においては、とても大切なことなのですが、実は、それだけでは勿体無い、というのが私の意見なんです。なぜなら、褒め言葉や賞賛された言葉など、人から投げかけられた自分に対するプラス言葉の中には、自分の本質的な特性が多く含まれていることが多いからです。そこから、自分の気づかなかった特性や強みを発見することもあるのですね。でも、普段から、褒められたことを自分の中で重要視していないと、せっかくのそんなメッセージにも気づけないんです。もし、普段から、「そんなに人から褒められることなんてないよ!」という人は、これまで過去に褒められたことや、人から言われたことでうれしかったことなどを思い出せるかぎり書き出してみましょう。この作業は、決して無駄にはなりません。自分に対して、いいイメージを抱くと、その通り行動に表れますし、反対に悪いイメージを抱けば、やはりその通りに行動しようとします。

どうせならいいイメージを抱いたほうがいいですよね(笑) 。自分もハッピーになりますし、周りもハッピーになれますから。それに、この褒メモ帳は、特に自信をなくした時などにも威力を発揮してくれます。褒メモ帳の内容に、癒されたり、励まされたりするからです。ただ読み返せばいいのですから簡単ですね。

この<褒メモ帳>を、上手く活用すれば、失った自信なんてすぐ取り戻せますよ!ぜひ、試してみてください。日本にいる人も、今、留学中の人にも、この褒メモ帳をつけることをぜひ、お勧めします。
今回は以上です。

ゆっきーでした。

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PROFILE

Name 本橋幸夫

東京生まれ。
大学卒業後、ファイナンス会社入社。その後渡米し、帰国後、世界最大級の国際教育機関に11年間勤務。その後独立し留学コンサルティング会社を設立する。現在は、留学生向け就職支援研修会社である株式会社エストレリータに所属。これまで、しばしば新聞や雑誌等マスコミに取り上げられ、3,000名を超える留学生やワーホリメーカーに接し、留学生や企業向けに「留学」をテーマに講演・セミナーを行なう。NPO法人留学協会では、RCA海外留学アドバイザー認定試験対策講座の講師、ならびに同試験の面接官を務める。また、現在、日本認定カウンセラー協会(JACSAC)の役員を務める。総合旅行業務取扱管理者。

<著書>
「語学留学指南」(本橋幸夫著:ナカニシヤ出版)
「語学留学を10倍成功させる秘訣」小冊子