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ゆっきー先生の「留学の夢かなえます講座」

ゆっきー先生の「留学の夢かなえます講座」

留学中の運気の高め方

こんにちは。ゆっきーです!

人を褒めることをすすんでしてみませんか?
自分の気づかなかったことを褒められると、とても勇気づけられたり、元気になります。そんな言葉を相手に投げかけてあげるといいですよ。

以前、これを言ったとき、人を褒めると、自分が損した気になるという人がいました。そんな人は、次の事実を知るといいかもしれません。それは、人の良い点を指摘できるということは、実は、自分の中にも、それと同じ要素があるから指摘できるのです。

花を見て、「きれい!」と思える人は、自分の中に「きれい」という概念があるから、そう思えるのです。それと一緒です。つまり、人の良い面を見ることで、自分の中にある良い面を確認できるのですね。それっていいことではないですか?それを相手が教えてくれているのです。人を褒めるということは、すなわち自分自身の中の良い点を称えていることと一緒なんです。

決して損なんてしてないんですよ!

さて今回は、留学中の運気の高め方について考えてみたいと思います。自分の運気を高めるためには、まず、運が良い人はどんな人達かを知ることが大切です。一体、運が良い人達は、どんな人だと思いますか?大概、運の良い人というと、幸運と思える現象、ラッキーなことが次々にやってくる人達だと思うかもしれません。しかし、私自身が個人的に調べた結果、どうやら、それとはちょっと違うようです。運が良い人達には、実は共通点があったのです。

運が良い人の共通点とはまず、「自分は運が良い」と信じている人であり、たとえ、好ましくない状況が起きたとしても、「だからこそ、自分は運が良かった!」と言える人・思える人なんです。つまり、マイナスと思える現象の中からでさえも、プラス面を探せる人・発見できる人です。その能力に長けている人達です。

ここで、日本の実業界において、誰もが認める成功者として有名なこの方のエピソードをご紹介しましょう。日本で“経営の神様”といわれた故・松下幸之助さんです。松下さんは、社員面接のときに、「あなたは運が良いですか?」という質問をされたほど、「運」を重視され、積極的に「運」の良い人を採用されたことで有名です。その松下さんご本人のこんなエピソードを書籍で読んだことがあります。松下さんはもともと体が丈夫ではなかったそうです。松下電器産業(現パナソニック)という、あれだけの大企業の創業者なのですから、経営者として体が丈夫でないということは、ある意味、ハンディを背負っているといえますね。けっして運が良い状態とは言えません。しかし、松下さんご本人は、だからこそ私は運が良かったのだ、と本気でお考えになっていたのです。その理由は、体が丈夫でなかったおかげで、人を使うしか方法はなく、適材適所に人に動いてもらう術を覚えたのだ、とお考えのようでした。自分が動けない分、仕事を人に任せることで、社員には大いに活躍の場を与える事ができ、その結果、一代で日本を代表する巨大企業を築いたのだそうです。ですから、体が丈夫でなかった自分は運が良かった、と言われていたわけです。心底、ご自身は運が強い人間だと信じていたそうです。つまり、一般的に考えて、運が悪いと思える状況にもかかわらず、松下さんは、逆に、その状況だからこそ、運が良かったのだ、という視点から物事を捉えていたわけです。松下さんは、ご自身に良いことが次々にやってくるから、「自分は運が良い!」と思われていたのではないんです。どんな状況下においても、「自分は運が良い!」という方面から物事を見ていたことになります。それを裏付けるエピソードは他にも多々あります。

このように、物事をどの視点から見ようとするかで、運の良い人、悪い人が決まるということです。どんな状況を前にしても、常に、自分にとって「運がよい!」という方向から物事を見れる人は、運が良い人に共通しています。ですから、これから本気で運気を良くしたいと願う人は、まずは、日頃から、物事に対して、「自分は運が良い」と思える点を意識的に探す癖を身に付けることです。普段、自分は「運」が悪いなぁと思う人は、日常生活(学校の出来事や、人間関係、仕事面)などで、何気ないラッキーな出来事を見逃してはいませんか?

たとえば、身近な例を挙げると、毎日、事故に遭わないことだってたいへんラッキーなことです。余談ですが、数年前に、プロ野球界を引退した新庄剛志さんは、子供の頃から8回~9回も交通事故に遭ったことがあり、中には体が飛ばされるほどの事故もあったそうです。ところがなんと、ほとんどが無傷だったとのことでした。これを読んだ人は誰もが言うでしょう。「やはり新庄さんは特別だ!強運の持ち主だから!」と。でもですね。そんな新庄さんよりも、もっと強運な人もいるんですよ。誰だと思いますか?それは、これを読んでいる、「あなた」かもしれません。つまり、そのような事故さえ遭っていない人です。そんな自分の強運ぶりを普段、考えてもみないのではないでしょうか。何も変化のない平凡な一日でさえ、たいへんラッキーなことなのです。何かトラブルに遭った日のことを思い出してみてください。何事もない平凡な日がどれだけありがたく、ラッキーな日なのかが分りますね。まずは、そんな身近なことからラッキーだと思える事を探す練習をしてみてください。それが癖にまでなると、自分にとって好ましくない状況が起きたとしても、その中から、ラッキーな面を探すことができるようになってきます。実際に、よくありますよね。「災い転じて福となす」というようなことが。でも、これは本当のことなのです。日頃から、そんな視点を持つ癖をつけておくと、あまり状況に左右されずに、常に「自分は運が良い」と思えるようになります。そんな心の準備が出来ている人達に、良い現象が優先的(?!)に集まってくるようですよ。(笑)

ここまでを読んで、「そんな風には、とても思えないよ!」という人もいるかもしれません。でも大丈夫です。心配はいりません。思考は習慣です。習慣は第二の天性なんです。つまり、習慣によって後から身に付けることができる能力もあるわけです。少しずつ前述したような癖をつけておくと、必ずそのような視点を身に付けることができるようになります。この視点は留学中にも必ず役たちます。だって、その思考法が身に付いてしまえば、どんな状況の中であっても、幸運がいくらでも探せる自分、常に「運が良い!」と思える自分になれるのですからね。

今回、これを読んだ誰もが、「運の良い人・強い人」になれます(笑)。
留学中も、この思考法を実践して、上昇気流に乗っていきましょう!

今回は以上です。次回は、『留学のゴール』を定めた後に、その目標に向かって、難なく突き進むために必要な“ある作業”をお伝えしたいと思います。
ではまたお会いしましょう!

ゆっきーより。

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PROFILE

Name 本橋幸夫

東京生まれ。
大学卒業後、ファイナンス会社入社。その後渡米し、帰国後、世界最大級の国際教育機関に11年間勤務。その後独立し留学コンサルティング会社を設立する。現在は、留学生向け就職支援研修会社である株式会社エストレリータに所属。これまで、しばしば新聞や雑誌等マスコミに取り上げられ、3,000名を超える留学生やワーホリメーカーに接し、留学生や企業向けに「留学」をテーマに講演・セミナーを行なう。NPO法人留学協会では、RCA海外留学アドバイザー認定試験対策講座の講師、ならびに同試験の面接官を務める。また、現在、日本認定カウンセラー協会(JACSAC)の役員を務める。総合旅行業務取扱管理者。

<著書>
「語学留学指南」(本橋幸夫著:ナカニシヤ出版)
「語学留学を10倍成功させる秘訣」小冊子